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NEOのむらは「のむら復興まちづくりデザインワークショップ」を
応援しています
西日本豪雨の被害の大きかった野村地区では「市民、行政、学識者等との協働による未来へ飛躍する復興の実現」のために、地域の組織の方々や住民、野村高校生、愛媛大学生らが参画するワークショップを実施し、活動を展開しています。
このワークショップは、2019年5月から始まりました。初回のワークショップでは、「野村の思い出を教えてください」「これから野村でどんな過ごし方をしたいか教えてください」という声を集めました。ここで出てきた言葉をもとにして、のべ200人以上の住民が参加して、ビジョンや基本方針を2019年10月にまとめました。
できあがったのむら復興まちづくり計画では、「肱川とともに生きる」など、被災エリアだけではないこれからの野村地区のまちづくりの基本方針を定めました。その後、河川沿いの魅力ある空間整備にむけて設計が始まり、住民意見を反映するように変更が加えられました。たとえば、地区内道路の線形を変更して、芝生広場と遊具の広場を一体的に整備するなどです。また、計画では野村高校が主体となって管理、運営する菜園ができますが、工事が完了する前から被災エリアで西予市が先行して取得した土地を使って、実験的に菜園を始め、地域の方々とともにヒマワリやサツマイモを育てています。
常態的なまちづくりの重要性が繰り返し指摘されていますが、西予市野村地区はこれまでのまちづくり活動を担ってきた方々に加えて、さらに新たに担っていく主体の協働により進められています。
今後の進捗に注目してください。
のむら復興まちづくりデザインWSの様子
野村高校菜園共創プロジェクトの様子
文責 松村暢彦(愛媛大学社会共創学部教授、NEOのむら理事)
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