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執筆者の写真のむら NEO

8月のむらルポ③

writer:がっきー

22・08・21「のむらーにんぐ夏」


大阪大学のがっきーです。

21日は、野村公民館で夏休み子ども教室「のむらーにんぐ夏」を行いました!

夏休みの終盤に差し掛かった野村の小学校高学年の子どもたちに、大学生が、楽しく学べる講座を開くというものです。

真新しい支所庁舎を横目に見ながら、午前9時にスタート。

午前中は「ビブリオバトル&読書感想文の書き方講座」。ビブリオバトルは、自分のおすすめ本を紹介し合ってどれだけ読みたい気持ちを誘えるかを対決するイベントで、阪大モンゴル語専攻のさりーは「モンゴルのことばとなぜなぜ話」をプレゼン。モンゴルに伝わる口承文芸を、挿し絵たっぷりに、子どもにもわかりやすく教えてくれる本だそうで、私も読みたくなりました。

その後は不肖私めが読書感想文の書き方をレクチャー。とはいっても、ある女の子に「読書感想文って苦手?」と聞くと、「ウウン、一回コンクールで県1位になったことあるよ」。嘘だ、そんなの釈迦に説法じゃないか。急きょ方針を転換し、逆に教えてもらうことにしました(自分の経験を書くとよいそうです...勉強になります!)。

福山市立大・宮前先生に後からこの話をすると、「ホンモノじゃん!大学生のほうが付け焼き刃だからねー。」


午後は「科学実験&実験レポートのまとめ方講座」。机に食塩、重曹、ベーキングパウダーや酢、料理酒など身近なモノが並びます。ポンジュースや城川醤油もあって、さすがに野村といったところ。ここから固体と液体を1つずつ選んで、風船をふくらませることができる気体を発生させる組み合わせを探します。のむら自治振の教育プロデューサー・そめさんの進行もあり大盛り上がり。しなしなとしていた風船がふくらみ出すと、大学生になってもやっぱりワクワクしますね。総括として、阪大1年たけちゃんが原子論と化学反応のキホンを解説。その後、実験から得られた結果をまとめるときのコツや、引用するときに気をつけることなどをわかりやすく話していました。

最初から、参加したある男の子に「一番やさしそう!」との印象をもたれていた愛大学生ゆうだい。お別れの段になり、「ありがとう!ゆうだいくん、勉強がんばってね」と言われ、けっこう照れていたことを書き添えまして、報告をおわります。


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