いよいよ、今年の乙亥大相撲は、通常開催に戻ります。
乙亥大相撲は、野村が一番熱くなる相撲行事です!!
始まりは、ペリーが黒船で来航した前年にあたる1852年(嘉永5年)に野村で大火事により甚大な被害があり、その火鎮祈願で奉納相撲を始めました。
始めたのは緒方惟貞(これさだ)さん。緒方酒造の先祖です。
この乙亥大相撲は、毎年開催していますが、170年以上、途切れたことがありません。その間には大きな時代の移り変わりや世界大戦、水害、感染症などで開催を危ぶまれたことがありましたが、現在まで脈々と続いています。
開催中は、様々な取り組みや行事が行われますが、「日本一の相撲のまち」として、地元の小学生から一般までの選手が、地域の誇りをかけて相撲でぶつかります。
今年の見どころは、コロナで4年ぶりとなる日本で唯一プロの大相撲力士とアマチュア選手が対戦する取り組みです。
お互いの意地をかけて大迫力の真剣勝負が取り行われます。
また、幕内力士による稚児の土俵入りも名物となっており、今年は、朝乃山関、玉鷲関が赤ちゃんのの健やかな成長を願って土俵入りを行います。
山間の小さな町ですが、乙亥大相撲の時期になると西の国技館と呼ばれる乙亥会館に多くの幟旗が立ち並び勇壮な雰囲気になっています。
今年は「NEOのむら」も幟旗を新調しました。探してみてください。
今年は、11月28日、29日開催です。ぜひ熱戦をご覧ください。
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