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執筆者の写真のむら NEO

緒方洪庵チラシ裏話(上)

writer:もえぎ(阪大)

こんにちは。学生メンバーのもえぎです。


!!!「緒方洪庵」絶賛発売中!!!

数量限定のため、お求めは是非お早めに!


***


今回から2回にわたって、私が制作させていただいた「緒方洪庵」チラシについてお話したいと思います。


このチラシです!

「緒方洪庵」の販売が近づいてきたある冬の日……

佐藤先生)「松田さん、チラシよろしく!」

ということで作成させていただくことになりました。


絵を描いたり工作したりが大好きな私なのでチラシ作りも楽しみではあったんですが、

とはいっても、チラシはお酒を知ってもらい、よりたくさん売るためのものです。

日本酒「緒方洪庵」を、チラシを見てくださる方々にどのように伝えるか?とても悩みました。


まず、のむら復興支援のお酒にもかかわらず、私はまだのむらに行ったことがない。

そこでのむらの写真、動画をたくさん見ました。山のある景色が大好きだと思いました。

昔、石鎚山に登ったことも思い出しました。

冬の山は日本酒に似合うけど、3月発売だから「冬」感が強すぎるかなー。

そもそも、この景色は大阪の方にも共感してもらえるだろうか?

また、「日本酒」に対するイメージ。

どうすれば日本酒の凛とした雰囲気を残しつつ、もっと手に取りやすい印象にできるだろうか?


そして、できれば多くの人たちにチラシを手に取ってほしい。

カラー印刷だけでなく白黒印刷でも作れたら良い。しかし、写真は白黒印刷だと映えない。

どうすればいいのか?


などなど……悩みぬいた結果、

3月の発売ということ、「きずな博」のロゴマークから着想を得て、「菜の花」を基調とした明るいイメージになるよう制作しました。

切り絵で表現することで、黒と白のめりはりがつき、日本酒らしいキレの良さも引き出せたと思います。


実は、被災した緒方酒造さんの写真にうつっていた菜の花がずっと気になっていたのです。


生き物や花は非常に力強いエネルギーを与えてくれると思います。


あっという間に桜の季節になってしまいましたが、このチラシもかわいがっていただけると幸いです。

(来年のチラシは桜かな!)



(下)につづく

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