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執筆者の写真のむら NEO

NEO「緒方洪庵」ストーリー②

こんにちは。大阪大学の上田です。

今回はNEO「緒方洪庵」ストーリー転載第2弾になります。


被災した酒蔵から託された思い


 なぜ大阪大学の有志の教員が立ち上がったのかというと、緒方洪庵が幕末の大坂に開き、

橋本左内や福沢諭吉といった日本の近代を牽引した人物が学んだ適塾は、大阪大学の精神的源流に位置づけられているからです。せっかくの「緒方洪庵」を存続させたい、そして「飲むムラのむら」を支援したいという思いから、野村に足繁く通う日々が始まりました。その結果、緒方酒造の蔵元である本家緒方からは「野村のために酒造をアカデミックな文化拠点として活用したい」「銘酒「緒方洪庵」は大阪大学に譲渡したい」との思いが託されました。


銘酒「緒方洪庵」復活プロジェクト

 

 そこで、酒造を文化的に活用する組織として2020年3月、地元の野村地域自治振興協議会および愛媛大学社会共創学部と共に、「緒方らぼ」を立ち上げました。さらに1年後には。「緒方らぼ」はじめ、野村の復興まちづくり支援事業を担う法人組織として、一般社団法人「NEOのむら」を結成しました。こうして銘酒「緒方洪庵」復活に向けたプロジェクトが動き出しました。復活に際してはクラウドファンディングにて資金を募り、たくさんの方々のご支援を得ました。


(つづく。大阪大学公式グッズページ(文・松永和浩准教授)より転載

   https://www.osaka-u.ac.jp/sp/sake-ogatakoan/story01.html)


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