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執筆者の写真のむら NEO

NEO「緒方洪庵」ストーリー③

宝暦三年創業 緒方酒造

 緒方酒造は宝暦三年(1753)に伊予郡宇和郡野村(現在の愛媛県西予市野村町)で創業した250年以上も続く老舗の造り酒屋です。蔵元の緒方家(以下、「伊予緒方家」)は宇和島藩内で有数の庄屋であり、村内だけではなく周辺地域で一目置かれる存在でした。文化14年(1817)には14代目の惟眞が被差別者の救済要求を藩に通し、問題解決に導いています。酒造りには11代目の惟善から新出し、「梅花」の銘柄を濫觴とします。

また、平成3年(1991)には、緒方洪庵の生誕180年を記念して大吟醸「緒方洪庵」の仕込みを開始しています。「緒方洪庵の」ボトルネックには2つの折られた縦八八×横一二六ミリメートルの紙が紐でかけられ、公安と伊予緒方家との関係及び「緒方洪庵」創醸の経緯が綴られています。

(つづく。大阪大学公式グッズページ(文・松永和浩准教授)より転載






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