NEOのむら学生幹部のがっきーです!
3月23日(土)大阪モノレールさんとのコラボ企画「お花見列車」イベントのレポートを、まもなく卒業する私が切なくも綴っています。最後に少し、まじめな話を。
私が野村で活動するとはどういうことだろうと、この2年以上の間、ずっと心のどこかで問うていました。野村では私は「よそ者」(NEOのキーコンセプトですね)で、内部の人かのように振る舞うのは適切でないはず。しかし、たとえば大阪では私は野村の紹介者。まるで見てきたように水害のことすらも語ってしまうことがある・・・。このギャップのことを、ほかの学生幹部同様に私も何度か考えてきました。
大阪でのイベントのたびに、野村と『緒方洪庵』、阪大、西日本豪雨、関係人口などのキーワードをめぐる脈絡をどう説明するか、試されているようでした。今回のお花見列車もしかり。会う人会う人に、「なぜ日本酒列車を阪大が?」、「あなたたちはだれ?どういう団体?」と聞かれたとき、自分ひとりの中にあるこのギャップを確かめていました。これは忘れてはいけない感触のような気がします。
一方で、阪大生、愛大生、関係教員、さらに大阪モノレール社のみなさま、地域のみなさまと、さまざまな方が寄り集って一緒にお酒を楽しんでいるのは、まさに明るく楽しくてあったかい、私の大好きな光景でした。人ひとりの中にはいろいろなギャップを抱えている反面、人どうしは関わり合って、混ざり合って、何か新しいものをつくりだせる———この両面のことを、卒業直前のこのタイミングで、改めて見つめられたように思います。
片付けで車両基地を走り回りながら、列車をバックに打ち上がる万博公園の巨大花火に、「卒業」の感慨を重ね合わせました。
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